睡眠外来
「いびきに悩まされています」
睡眠中に呼吸が止まってしまう「睡眠時無呼吸症候群」や不眠症の方を対象にしています。
特に睡眠時無呼吸症候群は、呼吸が止まると酸素濃度が下がるため、これを補うために心臓の働きが強まって高血圧となったり、酸素濃度の低下により動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなるともいわれています。
また、睡眠不足やストレスにより、血糖やコレステロール値が高くなり、さまざまな生活習慣病やメタボリックシンドロームを引き起こす可能性もあります。
主な症状
- 日中の眠気
- 大きないびき
- 起床時の頭痛
- 熟睡感がない
検査について
睡眠ポリソムノグラフィー
専用の部屋に1泊していただき、体にセンサーを取り付け、睡眠中の脳波、呼吸、心電図などを、検査技師が別室で終夜モニターします。痛みを伴うモニターはありませんので、極めて安全な検査です。
簡易型睡眠呼吸モニター
ご自宅で、いくつかのセンサーを患者様ご自身で取り付けていただき、一晩おやすみいただく検査です。翌日に機械を病院に持参いただき、呼吸、心拍数などの解析を行います。
治療について
適切な治療を行うと、日中の眠気や倦怠感などの症状がなくなるだけでなく、合併症を予防したり、改善することができます。軽症の方は、減量や飲酒を控えるなど生活習慣の改善により症状が軽減したり、なくなることもあります。中症以上の方は、鼻マスクから気道に空気を送り込み、気道の閉塞を防いで無呼吸をなくす「CPAP療法」を行います。
禁煙外来
「たばこを止めたいんだけど…」
たばこはがんや狭心症、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、胃潰瘍、心筋梗塞などの病気の原因になるだけでなく、ご家族やお友達の健康まで害してしまいます。 でも、「分かっているけど止められない」のがたばこです。
当院では患者様の禁煙治療をサポートいたします。これを機会に禁煙に挑戦してみませんか?
禁煙プログラム
- 喫煙状況等の把握
- 禁煙開始日の設定
- 禁煙治療薬の説明と処方
- 禁煙状況や離脱症状の確認
- 呼気一酸化炭素濃度測定、体重測定
- 問題点の把握とアドバイス
- 禁煙スケジュール
治療期間は12週間が基本となっています。